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1999年6月28日(月曜日)の朝日新聞「天声人語」から・・世界。現代。知性。伝えたいキーワードはこんなところだ。どんな音楽が似合うか。やっぱり、クールで乾いたジャズがいい....... ▼NHK衛生第一テレビで平日の午後十時から放送されている国際ニュース番組「BS22」。その新しいテーマ曲の構想は、スタッフが職場や酒場でわいわい話しながら練り上げた ▼夜。大人。リラックス。依頼を受けた気鋭の作曲家、中村幸代(ゆきよ)さんがイメージをふくらませた。「熱く語りかけるのではなく、一歩引いた感じのメロディーがいい」。ならばミュート(弱音器)をかけたトランペットの、あの硬質な響きが向く ▼テーマ曲は3月29日から流された。ニューヨーク、パリ、香港といった街の映像をタイトルバックに、一分と十二秒。テレビニュースの冒頭としては異例の長さである。かっこいい。だれの曲か。問い合わせがあいついだ。CD化も決まった。 ▼後略 ウーン!確かにすばらしいんだが・・メロディーがジャズで言う所のリフなんですね、思わず口ずさみたくなる様なテーマの旋律が欲しかった。 今、あらためて「死刑台のエレベーター」を聴きながら書いているんです。Barney Wilen の tenor sax が Miles Davis のミュートにひけをとらずに、クールに響いていました。 |
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