[第11回]    Albert Clarinet 2人会   Home その他の回


河野義彦も2人会もミントンハウス初出演
です。次回は9月12日(木曜日)です。


 MEMBER LIST
  • 河野 義彦 Yoshihiko Kono (cl)
  • 渡辺  毅 Tsuyoshi Watanabe (cl)
  • 東海林幹雄 Mikio shoji (p)
  • 日向 義樹 Yoshiki Hyuga (bj)
  • 栗山 和果 Waka Kuriyama (b) 1st out

  
   ミントンハウス  03-5370-4050  地図
  • 2002年6月13日(木曜日) BOURBON NIGHT チャージ:1000円
  • 1st SET 7:30-8:10 [演奏曲目] 以下録音
    1. The Sheik Of Araby(アラビアの酋長)
    2. Old Rugged Cross(オールド・ラグド・クロス)
    3. Careless Love(ケアレス・ラブ)
    4. Rock Of Ages(ロック・オブ・エイジ)
    2nd SET 8:40-9:20 [演奏曲目] 以下録音
    1. The Best Things In Life Are Free(ベストシングス・イン・ライフ)
    2. In The Garden(イン・ザ・ガーデン)
    3. In The Upper Garden(イン・ザ・アッパーガーデン)
    4. Red Wing(レッド・ウイング)
    5. Corrine Corrina(コリネ・コリーナ)
    3rd SET 9:50-10:30 [演奏曲目] 以下録音
    1. St. Fillips(セント・フィリップス)
    2. Only A Look(オンリー・ア・ルック)
    3. This Love Of Mine(ジス・ラブ・オブ・マイン)
    4. Bourgundy Street Bluse(バガンデー・ストリート・ブルース)
    5. Over The Waves(波頭を越えて)


    [感想] サッカーの「日本対チュニジア」が優先されたので、これから書きます。ここで「ナイト・イン・チュニジア」なんか聴いてみたいですね!

    アルバート・クラリネット2人会ですが、今ごく普通のクラリネットはボエムと呼ばれています。クラリネットの古楽器とでも言いましょうか、アルバートは音色が違うそうで構造的にもキーが少なく難しいんだそうです。ジャズの世界では結構愛用者がいて、代表にジョージ・ルイスを上げると何となく分かる様な気がしませんか。
    河野義彦はドイツから取り寄せたアルバートを使っています。渡辺毅のアルバートに対するこだわりは尋常ではありません、アルバート狂と言うよりは、本人は「アルバート教」の教祖だと思っている!?のではないでしょうか。どこかで私は彼がアルバートにこだわり続けて四半世紀と書きましたが、そんなもんではない3分の1世紀位だろうと言っていました。

    演奏曲中 3-1 と 3-3 で彼が使ったクラリネットがもっと凄いんです、1800年代のものでアルバート以前の正に古楽器そのものでキーはさらに少なく、つげの木を使って継ぎ目は象牙が使われています。このクラリネットの所有者は、村井さんと言ってボエムは吹くそうですが、この(古の)クラリネットは使えないそうです。以前、新宿「銅鑼」に村井さんが持ち込んだものを、渡辺さんは見ているそうですが、今度は村井さんがミントンハウスに持って来て、渡辺さんはそれを使って演奏してしまいました。
    アルバートの名手の河野さんでさえ、音は出せるがとても演奏する勇気はないと言っていました。
    やはり渡辺毅は「アルバート教」の教祖にふさわしく、まさにアル中と言えるでしょう。