MEMBER LIST
|
03-5370-4050 西荻窪ミントンハウスの地図 |
|
1st SET 7:30-8:20 [演奏曲目] 以下録音
|
2nd SET 8:50-9:40 [演奏曲目] 以下録音
|
3rd SET 10:10-11:00 [演奏曲目] 以下録音
|
[感想] 第5回目:3月23日来日して、4月7日に帰国しますが、ジョージ・プロバート今回日本最後の演奏が西荻窪のミントンハウスで行われました。後藤雅広、千香夫妻と劇団四季に所属する阿部さん、ベースの小林さんと多分去年も同じ時期に同じメンバーでの演奏でしたが、大いに楽しんで来ました。 30日のABC会館ホールでのコンサートは残念ながら行けませんでしたが、プロバートさん本人も大コンサートよりも少人数のアットホームな雰囲気のほうが好きだそうで、大へんに乗っていました。 ジョージ・プロバートとはいったいどんなプレーヤーなんでしょうか!? George Probert(sop)ご存じでしょうか FIREHOUSE FIVE PLUS TWO を、「消防5人組+2」とでももうしましょうか・・・・デズニーランドの職員で編成されたアマチュアバンドで途中から参加したジョージ・プロバートだけがプロだったという1950年代に活躍したデキシーのオールドファンなら誰でも知っている楽しいバンドなんです。(GOOD TIME JAZZ S-10028, 38, 40, 44, 49, 52, 54, L-12012, 14, 18 の10枚所蔵しています)もっとすごいのはその前にキッドオーリーのクレオールジャズバンドでクラリネットとソプラノサックスを担当していたんです。(GOOD TIME JAZZ L-12004, その他3枚所蔵) ギターの阿部さんは非常に芸達者で口笛がお得意です、プロバートさんも彼のホイッスルには感心して興味を持っていた様です。プロバート(オカリナ)と阿部(ホイッスル)の掛け合いは圧巻でした。(プロバートがお得意の半分おもちゃの様な楽器、オカリナとダックコールについてはまたどこかで触れたいと思います) 阿部さんのすばらしいギターとの共演で思い出したのでしょう、ギターのバーニー・ケッセルとオーリーのバンドにいたとき共演したとか話していました。(私の手元に1枚有りました。GOOD TIME JAZZ L-12008 に Savoy Bluse を含む9曲が入っています) これから後藤雅広さんのクラリネットに触れる場面が多くなるとおもいますが、なにしろ私のジャズ入門がベニー・グッドマンでしたから、後藤さんのクラリネットは技術とフィーングでこの道を極めた結果がベニー・グッドマンをも凌駕するレベルにあるすばらしい演奏なんです。ソロのすばらしさは言うまでもありませんが、アンサンブルにおける共演者の特徴を十二分に引き出すテクニックのすばらしさにも感心させられます。千香さんのピアノは何気ないタッチの中に呼吸のピッタリ合った雰囲気が心地良い響きで聴衆を魅了致します。これぞプロのアンサンブルと言う感じが伝わって来るのです。 |